So-net無料ブログ作成

この世は夢のごとくに候 [散策]



IMG_0493.JPG
文化芸術の秋。
10月半ばのことでしたが尊氏展に出かけた。
尊氏展というか、この源氏の名門一族の歴史展なのでしょうが。

私はここに運慶の仏像を見に行くのが第一目的でした。
普通、歴史展などでは少ないであろう30代、40代くらいの女性の姿も結構あり、仏像ブーム来てますね。
そんなわけで、尊氏展とは言いながらもほとんどのお客さんは運慶が目的だったのだと思う。
私もその一人。
IMG_0497.JPG
(図録より)
鎌倉時代初期に尊氏の先祖の足利義兼が運慶に大日如来を彫ってもらったそう




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

運慶の二体に逢えてうれしかったです。
しかし、平安末期から鎌倉、鎌倉幕府滅亡から室町に至る歴史も、源氏から分家した一族を通して改めて楽しめました。

源氏・・・
平安末期、奥州で起こった乱を収めるために、朝廷より派遣された大坂の清和源氏の軍勢が東山道を下ってやってきて、東北への前線基地にしたのが今の栃木南西部「あしかが」。
東北に出るための交通の要所でもあったのでしょう。

北には山があり、南には川、そして広々とした関東平野。
災害少なく、米はとれるし、魚はとれるし、獣はとれるし、山の恵みもある。
さらに馬がよく育つ。鉄もある。交通の要。
源氏はここを抑えないわけには行きません。

関東武士団はもともとは農民の集まりでしょうけど、土地を自衛しようという武士というものがあちこちに現れ始めていた。


源"八幡太郎"義家の孫がここに土着し、武士団を形成していき、本家直流源氏とともに平氏を打倒し鎌倉幕府に参加。
時代は下って、名門源氏の血筋であり鎌倉幕府の有力御家人の御曹司である高氏さん。
北条の悪政許しがたしで後醍醐帝の話に乗り、堂々と反旗を翻して六波羅探題を滅ぼし鎌倉幕府滅亡。
IMG_0499.JPG
(図録より)
京都の篠村八幡宮で打倒北条を宣言した時の書面


建武の新政は貴族と武士がまったくかみ合わずにあっさりと崩壊。
後醍醐天皇より尊の一文字を賜った尊氏さんでしたが、恩賞について朝廷に不満たらたらの武士団に担がれて帝にも反旗。
そして南北朝時代に入っていきます。




IMG_0501.JPG
(図録より)
この世は夢のごとくに候。
尊氏に道心賜ばせ給候て、後生たすけさせ、をはしまし候べく侯。猶々とく遁世したく候。道心賜ばせ給べく侯。今生の果報に替へて、後生たすけさせ給侯べく侯。今生の果報をば、直義に賜ばせ侯て、直義安穏にまもらせ給侯べく侯


これは尊氏が建武3年8月17日に京都清水寺に納めた願文。
尊氏という方の性格が良く出ている書面だと思います。
後醍醐帝に勝利し、実質的な日本の支配者となったすぐ直後、引退したいと思っているので果報は弟の直義にやってくれというもの。


この兄弟、
周りに気を使いすぎるのか性格がもともと優柔不断なのか、ややおとなしい兄・尊氏。
直情経口で非常に男っぽいが、兄想いでサポート役に徹しようとした弟・直義。

とても仲が良かったと言われます。



しかしそんな兄弟も、まもなく袂を分かつことになります。
親兄弟で血みどろの大喧嘩をしていたこの時代、武将が仏にすがるのはわかる気がしますね。

太平記最終回、大河が誇る名シーンですね。
最期はこの兄弟、幼き頃の思い出を語るんだよなあ。

直義はこの菓子を、わかっていて、食べたのだろうな。やはり。
菓子を食うたら茶を飲まねばならぬ。茶には何かが仕込んである。
すべて知っていたのでしょう。

頑固な自分は譲れないが、自分が消えればすべてが丸く収まることを。


Img_0460.jpg

この世は夢のごとくにそうろう







コメント(0) 

神橋付近散策 [散策]

Img_0280.jpg
神橋
って、写真に撮る時間帯が難しいですよね。
天気が晴れすぎていても駄目な気がするから、そのうちいいタイミングがきたらきちんと撮りたいですね。

日光市内の自転車屋さんに寄るのでさらに下に下った。




Img_0290.jpg
金谷ホテルでコーヒーを。



Img_0318.jpg
日本最古のリゾートホテルだそうですね。140周年になります。





Img_0316.jpg





Img_0313.jpg







Img_0315.jpg







Img_0256.jpg
コメント(0) 

ある旅人とのお話 [散策]

この日は仕事が明け方に終わり、そのまま東照宮周辺の様子見も兼ねて、散策に来たわけです。
空気が冷たく、朝の神社仏閣周辺独特の雰囲気がよかったですね。
Img_0056.jpg
ここは東照宮の裏手の「滝尾神社」に向かう参道なのです。
石畳で整備されていますが、非常にさびしいところにありまして、観光地!という感じはまったくしません。




Img_0058.jpg
ちょうど朝日が昇ってきて古道を照らし出していました。










Img_0061.jpg
でもだいぶ地味なところなので、やはり積極的にはおすすめはできないなあ。









Img_0062.jpg




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


Img_0063.jpg
それで少し下りまして、日光東照宮の裏手のほうの路地や庭を歩きました。





Img_0092.jpg






Img_0098.jpg






Img_0089.jpg





Img_0096.jpg





Img_0068.jpg
この辺まで来ると人の姿もみられますが、まだ朝が早いので掃除をしている人や、地元の散歩の人たちと挨拶しながら歩きました。






Img_0100.jpg
東照宮の入り口は職員の方が水を撒いていたり、掃除をしていたり、巫女さんが出勤してきたり。





Img_0103.jpg
東照宮参道
もう少しすると観光客で溢れるところですが人がまだ少ないですね。


Img_0105.jpg
この辺は東京スカイツリーと同じ標高なのだそうです。




Img_0121.jpg
輪王寺の紅葉



Img_0109.jpg
護摩修行をしていたので少しお参りさせていただきました。
密教ですな。火をバンバン焚きます。
真冬の京都東寺に行ったときに朝の6時から同じようなことをしていました。懐かしいな。






Img_0115.jpg
暗かったのでピンボケになってしまいましたが、自転車で旅をしている方とお話。
日光は観光地なので、旅で立ち寄る方は本当に多い。松尾芭蕉も立ち寄っていますし。

この方は北海道釧路から鹿児島まで、日本縦断の旅だそうです。自転車でですよ。
私も自転車が好きなので当然話しかけちゃいます。自転車談義もしながらいろいろとお話。

紅葉を見ながら南下するんですね。
千葉の生まれの方だそうですが、釧路で今はペンションをなさっております。冬になるので宿は終わり、旅に出たそう。
北海道から青森に渡り、日本海沿いで新潟まで来たそうです。
それで今度は福島会津に入り(山越えがきつかったらしい!)、南下して今は日光東照宮。

春は桜を追いかけて北へ、秋になったら紅葉を追って南へ…。
寅さんみたいだなあ。いいなあ。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~INN-kage/
その旅人の方のお宿です!釧路摩周湖にあります。
お話しただけですばらしい方だなとすぐわかりました。
いつか絶対に行きますよ。











Img_0269.jpg




Img_0230.jpg
こんな路地を歩きます。石垣が続きます。







Img_0238.jpg










Img_0244.jpg








Img_0333.jpg








Img_0322.jpg









Img_0277.jpg
ここ、なんとなく奈良の東大寺二月堂に続く道みたいじゃありませんか?わからないか(笑)。

→"東大寺二月堂裏参道"で画像検索してみてください







Img_0325.jpg
古い建物のレストランなどもあるので変化があって楽しいですね。





Img_0120s.jpg






Img_0329.jpg

つづく





コメント(5) 

お庭散策 [散策]

Img_0188g.jpg
輪王寺逍遥園は紅葉がピークになりつつありました(11月4日)。
落葉が始まるのは今週中程からかと思われます。それが狙い目だったりするので、もう一回本当は行きたいんだよなあ。





Img_0201.jpg
足元がまだきれいすぎますからね。






Img_0192.jpg







Img_0187.jpg






Img_0158.jpg
はっ!1年ぶりのご挨拶。
スキマスイッチのアフロの方こんにちは。




Img_0211.jpg
アフロの上に赤いもみじを乗っけたかったなあ。






コメント(5) 

市街地の秋 [散策]

DSC_0111_2.JPG
ずいぶん寒くなりましたね。
外出先にも薄手のダウンを着るようになりました。
紅葉も市街地に下りてきたのですが、今年は本当によくないな。
色がつく前に枯れてしまうのか、痛んでいない葉を探すのが大変です。部分的に切り取るしかないんでしょうか。






DSC_0052_2.JPG
ケヤキは私結構好きな木です。意外と身近にあると思いますよ。

東京だと有名なのは甲州街道沿いかな。私も周辺に住んでいたので懐かしいですね。
運転免許をとったのは東京にいた時だったので、仮免後は甲州街道と環八を中心に練習だったのです。
甲州街道、八幡山~調布付近には街路樹としてケヤキが整然と植えられておりきれいでしたね。






DSC_0052_1.JPG
裏山で西日の逆光でもみじ
混雑する紅葉スポットですが夕方近くだったのであまり人もおらず







DSC_0033_1.JPG





続きを読む


上信国境あたりでぶらぶら [散策]

DSC_0172.JPG
旧・三笠ホテル(重要文化財)

妙義山に出かけたところ紅葉は終わっていました。
なので横川から碓氷峠を越えて軽井沢を流して帰ってきました。



DSC_0167_1.JPG
軽井沢も標高が900mくらいあるので紅葉は終わっており・・・
でもお天気も良くて往復3時間のドライブには適度でちょうどいいかな



続きを読む


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。